生活文化を作る仕事

なぜデザインなのか。

なぜデザインなのか。

引き続き読んでる。

デザインというものを自分なりに日本語に翻訳した時に、「生活文化をつくる仕事」というふうに訳してみたらどうかと思ったんです。質のいい建築やデザインの仕事をするためには、それ以前に、質のいい暮らしをするためには、自分自身が、文化に支えられた生活をすることが必要ですね。自分の生活を支える哲学を豊かにすることがたぶん必要で。デザインをそのようなものと考えると、買ってきて、そこに置いておくだけで生活が豊かになるかのような売れ筋の製品にくっついて流通している「デザイン」とは、やっぱりちょっとブレるんですよ。

自分はwebサービスを作ることを仕事にしているわけだけれども、目標としては、それを使ってくれたユーザーさんたちの文化や生活が少しでも豊かになるお手伝いができたらいいと思ってる。そこに関してはきちんと考えていきたいし、こだわっていきたいところ。