設定ファイルの書式・その2

(だらだらと考えながら書くので読みづらいですが。)

設定ファイルについて書いたけれど、できるだけ単純な構造のほうがいいと思う。その上で、操作する言語にとって扱いやすい形式を選べばいい。今回はPHPだから、iniファイルはそのまま使える(parse_ini_file関数を使う)。ところが、例えばXMLとかYAMLJSONを使おうとするとそれ相応のライブラリとか、独自実装を考える必要が出てくる。

XMLは確かに優れた記法だ。人間が見て意味づけが明確だし、異なるアプリケーション間のインタフェースとしては使い勝手がいい。ただし、記述量がものすごく多い。いちいちタグを用いてデータに意味づけを行うのだから、仕方ない面もあるが。

それを解決すべく考えられたのがYAMLだとしても、PHPから読み込むには相応のコストがかかる。また、JSONも同様だ。AjaxのようにJavaScriptとの連携を行う上では欠かせないフォーマットではあるけれど。

だからiniファイルで今回は十分。多重構造を持つような定義が必要なわけではないし。