『自分の仕事をつくる』読んだ

『自分の仕事をつくる』が文庫になってたので買ってきて読んだ。これはいろいろものを考えるきっかけになるよい本。

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

自分の仕事をつくる (ちくま文庫)

印象に残ったのは、ALESSIのデザイン・ディレクター、ラウラ・ボウリノさんがワークショップで発した言葉。

できるだけ自由に、自発的に仕事をしてもらうこと。そして逆説的であること。その仕事の価値や意味を問い続けること。不可能に思えてしまうようなことを提案して、オープンにフレキシブルにね。

みんな最初は心臓のチャックを閉じている。だからメンタルなプロセスを経て、まずは心臓のチャックを開けてもらうこと。限界を課させないで、極限までいくこと。

「心臓のチャック」ってすごい。イメージが伝わるいい言葉だと思う。