早稲田大学125周年記念公開シンポジウム「インターネット検索の未来」メモ

早稲田大学125周年記念公開シンポジウム「インターネット検索の未来」に行ってきたよ。そのときのメモを以下に公開。間違いとかもあるかもしれないけど…。それにしても久しぶりに早稲田に行った。

  • サーチエンジンの5原則
    • Relevancy
    • Comprehensiveness
    • Freshness
    • Presentation
    • Trust
  • Yahoo! Inc.の中に日本担当の部署があって、Y!Jと共同でYSTの改善を行っている
  • 公共サービスとしての立ち位置→検索結果に対するフィルタを行う、オプションの機能として別途用意されているわけではない
  • パーソナライズ可能なサーチエンジン
  • YSTでもスパム判定は行っている→インデックスから一時的に除外される可能性がある
  • 最終的なアルゴリズムの結果チェックは人の目を介する必要がある
  • ログオン→履歴の取得→personalize
  • Yahoo! Japan
    • 知識共有できる世界最大のプラットフォーム
    • webの変遷: public→personal→social
    • the web, my web, our web
    • 問題: 評判、意見など必ずしも正解がない検索に対して弱い、個人の趣味嗜好が反映できない、重みづけされない、キーワードを入れないと何も結果が出ない、究極のpull型メディア、入力に依存、入力自体が障壁
    • ソーシャル・サーチ→オーソリティーの変化(エディター→ウェブマスター→コミュニティ/ユーザ)、コンテンツの量・種類の増加
    • コンテンツ、ソーシャルネットワーク、アカウント(他サービス連携)、マイ・ランク
  • goo
    • AISCEAS=attention, interest, search, comparison, examination, action, share
    • 消費行動モデル、デバイス、ローカル←ブロードバンド化 生活そのものが検索 ユーザの行動支援
    • 目的が明確化されていない場合でもネットが利用されるようになってきている
    • ユーザの真の意図をどう把握するか→クエリの理解、適切な検索結果の抽出、わかりやすい提示、そしてビジネスモデルとして成り立つかどうか
    • 日本でサービス開発する必要性→技術と文化の両面からアプローチする必要性→"現場"で創る必要がある
  • ファスト・サーチ・アンド・トランスファ
    • エンタープライズサーチの会社
    • 情報は増えているがunstructuredな情報がまだまだ多い
    • ドリルダウンサーチ、検索結果の絞り込みが可能、楽天で採用されている
    • イギリスの旅行会社→レビューの分析結果を数値/座標化
  • データセクション
    • みんなが使う→みんなが便利に
    • 情報を引き出す技術→過去だけではなくて現在、未来から引き出せるように→インタフェースとコミュニケーション
    • 問題を解決することこそ重要
    • データベース以上のものとしてwebを扱えるようになるか